04/23の日記

07:33
広島旅行記.1(画像注意)〜雪の元就墓所〜
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ヴェルレエヌ氏(ヴ氏)「そんなわけでですね、先月初めて、法事とかそういう用事ナシで、母と二人で旅行に行って参りましたのです」

−広島で迎えた28歳でした。
ヴ氏「親孝行旅行のつもりが、道はわからないわ雪は降るわ、船には二回も乗り遅れるし、もうなんだか…母が昔広島に住んでいたことがあるので、随分助けられました…(;・∀・)」

−そもそもどうして広島に行こうと思ったのですか?
ヴ氏「たまたま、ネットで大久野島という島にウサギが300羽もいるらしいというのを見まして、広島といえば毛利元就さんの聖地だし、と思って…でもどこにどんなものがあるのか分からなかったので、JTBパブリッシングから出版されている『武将巡礼』シリーズを買ってきて調べましたです。この本のことはツイッターでフォロワーさんのフォロワーさんに教えて頂きましたです。ありがとうございましたm(__)m」

−ありがとうございました!m(__)m
ヴ氏「武将に関係のある場所がしっかり網羅されていて、おいしいものも載っていて、本当に助かりました(・∀・)」

〜一日目回想〜
−この日は朝9時前の新幹線に乗ったわけですが、
ヴ氏「早めに出ないと、広島駅から向原駅に行く電車の本数が少ないので…」

−広島でやらかした【一発目】!広島駅で荷物をロッカーに入れればよかったのに、芸備線の乗り場がわからなかったらいけないからと急いでいて、
ヴ氏「そしたら向原駅は…ロッカーどころかとても小さな駅で…(;・∀・)貴船みたいな感じといえば京都の方はわかって下さると思います」

−いやいや京都の人にだけ伝えてどうするんですか。
ヴ氏「年老いた母と二人、スーツケースをゴロゴロ持って元就さんのお墓参りに行くことになりました…墓所までは、バスもあまりないということでどのみちタクシーだったのですが」

−芸備線に乗ってるときから、白いものがちらちらと。
ヴ氏「だんだん雪が降ってきてですね」

−まさか3月の広島で雪が降るとは思わなくてですね。
ヴ氏「墓所が、山(吉田郡山)のふもとあたりなので、もうどんどん分け入っていく感じで。運転手さんによると、昨日くらいまではだいぶ春めいていた、この時期に雪が降るのは珍しい、とのことでした。母が、かえって綺麗で良いと言っていたので、ああ、元就さんが雪化粧してくれたのかなと思いましたです(;∀;)」

−運転手さんは道すがらとても親切にいろいろ教えてくれました。タクシーを待っている間も郵便収集車の方が『乗せていければいいんだけど』と言ってくれたり、この辺りの方は皆さん優しいです。



元就墓所入り口

−タクシーを降りて、スーツケースをゴロゴロひきながら雪の山道を歩いたときは、ちょっと遭難するかなと思いました。
ヴ氏「ああ、昔の旅人ってこんな感じだったんだろうなっていう…。でも柔らかい新雪に覆われた墓所は、とても綺麗でした!」

−元就さんのお墓は、厳重に鍵がしてあって、中には入れないようでした。

ヴ氏「この百万一心(一日一力一心とも読める)の碑には、元就さんが人柱の代わりにしたという言い伝えがあるようです。博物館(もと民俗資料館)の資料に書いてありましたですよ」
−博物館の資料、なんかすごかったよね。地元の教育委員会の方などがお作りになったぶ厚い本が、『ご自由にお持ち下さい』のコーナーに置かれてて、え…?これもですか…?みたいな…。


元就さんの像

元就さんといえば三本の矢

博物館

−ロビーではヒストリアの毛利回が流れていました。
ヴ氏「写真撮影コーナーには、大河ドラマで使われた甲冑が置いてありましたですよ(・∀・)」


−大河グッズや元就さん直筆の書、その他塑像や土器など土地に関係する史料がたくさん展示されていました。ここを出たとき、12時半くらいでしたよね。
ヴ氏「そのあと、ガイドブックに載っていた、元就マニアというご主人のいるお好みハウス『山小屋』に入ったのですが…」

ご主人『元就を訪ねてですか?』
ヴ氏「そんな感じでして」
ご主人『今マンガの影響でお見えになる方多いんですよ。うちにも歴女でーす!って入って来られます』

−…。
ヴ氏「…(;・∀・)」

−あいたたたたたたあいったたたたたた。
ヴ氏「そしてここで、今から大久野島に行きます、と言ったところ…ご主人から衝撃の一言が」

ご主人『大久野島ですか。あそこは戦時中に毒ガス作ってたんじゃないですかね』

ヴ氏「えっ…?っていう(;・∀・)」

−だいたい何で、ヴェル氏はそれを知らなかったんですか?ウィキペディアにも載ってるじゃないですか。
ヴ氏「あの、2月に予約したとき、忙しかったので、休暇村のHPしか見なかったんです…」

−ウサギがいることさえ確かならOKだと。
ヴ氏「そうまさか、地図から一度消されていたなどとは夢にも思わず」

−そんな感じで、また芸備線に乗って広島駅へ戻り、広島→三原→忠海へと向かいました。
ヴ氏「道中よく寝ました」

−私はちゃんと瀬戸内海の夕焼けも見ましたよ。


ヴ氏「あっいつの間に」

−そして、忠海でやらかした【二発目】。
ヴ氏「駅から港まで、400mくらいなのですが…」

−案の定ヴェル氏が道を間違えました。
ヴ氏「海どころか山に向かって歩いていました(つД`)19時台の船が最終便で、乗り遅れたらマズいので18時台のに乗ろうと思っていたのですが…」


忠海港切符売り場

ウサギの島としてプッシュされている

これに乗りました

ヴ氏「待っている間にフェリーで大三島に帰る大学生らしき子を見かけました。大三島は人が住んでいるんですかね」

−桟橋から休暇村の建物まで送迎車で送ってもらったのですが、もう暗くなっている道をよく見ていたら、ウサギがぴょんと横切りました(・∀・)建物の前にもいっぱい!レストランのバイキングが20時までということで、かけこみで夕食をとらせてもらい、お部屋に荷物を置いてウサギに餌をやりに行きました。
ヴ氏「ウサギの餌は100円で、フロントで売っているのです。小さい子は噛まれるおそれがあるということで軍手も貸してくれます。さ、最初は、どうやってあげたらいいかわからなくて、こわごわだったのですが、手に乗せたら優しく食べてくれます。ウサギの口が湿っているのを感じました(*´∀`*)」

−100円分の餌は一気に吸いこまれるようになくなりました。この日は温泉に入って、はやめに就寝しました。

<続きます…!>

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