06/08の日記
21：19
果てに消える
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詩/aco＆風塵 曲/風塵
誠実に振る舞ってみても 何も変わらない三日月
出口のない檻の中でくるくる回る セピアの無
空のラインを 指でなぞって あなたは云う「このまま消えたい」と
この空がもし無かったならば あなたが消えたいなんて思わなかった
私がこの世界に生まれなければ あなたの弱音なんて聞かずに済んだ
紅く染まる夕闇空に 怯える風がやんだ
あなたのまっすぐな瞳に 映った泣き顔の私
また繰り返される憎悪達が 拭えない過去を嘲笑うの
歌声があなたに届くならば 思い出を捨てることも無かった
私があなたを欲しがらなければ こんな風に悩むことは無かった
あなたにはもう 届きそうもない
この歌は空の果てに消える
この空がもし無かったならば あなたが消えたいなんて思わなかった
私がこの世界に生まれなければ あなたの弱音なんて聞かずに済んだ
歌声がもしあなたに届くならば 思い出を捨てることも無かった
私があなたを欲しがらなければ こんな風に悩むことは無かった
私はこの声と共に あなたより先に果てに消える
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