迷探偵シンパチ

□第五分の二話
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今日は銀魂高校の文化祭。
3年Z組の生徒も文化祭の準備に忙しい様子。
そこへ、夜兎工業高校の生徒が現れる。

「どうしてここにバカ兄貴がいるネ!」
「銀魂高校の文化祭は家族も地域住民も来ていいはずだよね」
「ヤンキーはお断りアル」
「ハハハ、俺はヤンキーじゃないよ。国語辞典開いて見てみなよ。アメリカ人になった覚えないし。だから、俺は只のチンピラ。人殺しも出来ないからつまんなくって」
「すっとこどっこい。人殺しなんて物騒な言い方したらいけねーよ。俺達がしていいのは喧嘩までだ。戦うことは人を殺すこととは違うからなァ」
「阿伏兎も本当は本気出したいくせに、強がってるんだ?
俺だって今日は、学校生活を楽しみたいと思って他校の学園祭に来たんだけどね」
「だからって私の周りをうろちょろすんな!」
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