迷探偵シンパチ

□第三話
3ページ/10ページ

「凄いよ!新八君、見て!雪!」
「本当ですね」

そんなこんなで、スキー場に到着した。
山は白く光っている。
これがゲレンデってやつ?
当初考えていた通り、サイズの合ったウェアとスキー板等をレンタルしてからゲレンデへと足を運んだ。

準備運動をしてから、自由行動となった。

「サド、どっちが華麗に滑れるか勝負アル!」
「俺に勝てると思ってんですかぃ?着地に失敗しても俺は知りませんぜ」
「かぐらスキー場があるくらい、この神楽様よりスキーが上手いわけないネ」
「いや、それ名前だけ一緒で関係ないし。3Zで俺にスノボーで勝てる奴はいねー。スキーとスノボで勝負しますかい?」
「私の方が早く滑れる自信あるネ。負けたら酢昆布5箱奢れヨ」
「いいですぜ。その代わり、俺が買ったら肉まん3つ奢れよ」
「サディストなんかに私が負ける気がしないアル」
「言ったな?勝負といこうぜ」
「臨むところアル!」

神楽ちゃんと沖田君は体をならしてから早々と上級者コースに行ってしまった。
僕は運動神経がそこまで良いほうじゃないし、リフト券を持っていないんでそこら辺を滑ることにした。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ