螺旋の運命
□第三章
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「なんだ!?」
険しい表情でガラスの割れた方を睨む烈。
「…敵…か?」
「そうみたいだぜ」
奢乙と恭も、先程のふざけた態度は消え失せ、真剣な表情だ。
「行ってみる!」
そう言って走り出す烈を、奢乙と恭も追っていった。
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