螺旋の運命

□第一章
2ページ/8ページ

教室に着くと、烈はすぐに机に突っ伏して眠り始めた。

そして、眠っている間、ずっと夢を見ていた。
昔の夢を…

―☆――――――☆―
〈嫌だ…!!返事をして!!〉
叫んで手を伸ばす自分。

その先にあるのは、無惨な姿になっている男女の姿…

その男女に駆け寄り、揺さぶる自分…

動かない男女を小さな身体で抱きかかえ、泣き叫んだ。

〈独りに…しないで…!!!〉



―★――――――★―
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ