ドラゴンクエストV

□黄金の国(全11ページ)
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海上はカーニバル。

ガニラスの群れに襲われた。


「とお!」


モロゾフさんがゾンビキラーで攻撃した。

でも、次々と魔物は出現して…。

不測の事態に陥った。


ヘルコンドルというトンビ?の魔物が現れて…。


『バシルーラ!』

「Σええええええええええええええ!?」


モロゾフさんが何処かに飛ばされてしまった!


「Σそんなんアリか!!!!!?」

「コーマ!どうするんだい!」

「とにかく、魔物を片付けるわよ!全員ガンガン行っちゃって!」

「了解!」
「オッケー!」


とは言ったものの、厳し過ぎる……。


「ヒャダイン!」

「ベギラゴン!」


氷の刃と業火が魔物を飲み込んだ。

私は、モロゾフさんの分も魔物をゾンビキラーで叩き切った。


魔物を全滅させて…。


「いたたたた…」

「コーマ!足がザックリやられてるじゃないかい!」


ガニラスのハサミで挟まれたの…。

でも、言うほどの激痛はなかった。


「大丈夫大丈夫。そんなに痛くないから」

「強がるなよ…」


少し溜め息混じりにラディルが言った。


「強がってなんかないわ。きっとレベルが上がって打たれ強くなったのよ
。ほら、グリンラッドが見えて来た!」


氷の大地に、家がぽつん…と建っている。

こんな所に人間なんか住んでいるの?


「うううう…寒い…。水の羽衣じゃあ辛いよ…」

「モロゾフさんがいれば抱き締めてくれたのにね…。何処に飛ばされたんだろう」

「まさか、メラで焚き火を起こす訳にもいかないし…。ぬいぐるみでも着れば?」

「そうしようかね…」


エリシアは、ぬいぐるみを装備した。


「………汗臭いよ(汗)」

「汗は男の勲章だ」

「何が勲章だい…。アンタ、綺麗な顔してんだから不純物を出してんじゃないよ。あああ…ホント、臭いよ」

「俺の品性を疑うようなことは言わないでもらおうか。回復したら、とっとと上陸すんぞ。ベホイミ!」


ラディルは私の傷を呪文で癒してくれた。


「ありがとう」

「さあ、行くぜ!」


そう言って、ラディルは船を飛び降りたんだけど…。


「Σぎゃあッ!」


氷の大地で足を滑らせ、すっ転んだ。


「何をやってんだい…」

「あぃたたたたた…。こんなはずじゃ…」

「大丈夫?ホイミしようか?」

「いやいや…擦り傷でホイミって………」


ラディルは立ち上がり、うつ向いた



「……え?」

「本当に大丈夫かい?どっか打ったかい?」

「…………いや、別に。それより、行こう」


私とエリシアは顔を見合わせ、目で気のせいだと言い合い、船を飛び降りた。
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