dino x squalo

I love .....
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俺がつまみを取りに、一階へ下がってる間に、悲劇は起きた。


迂闊にも、酒を飲んでいた俺は、テーブルの上に酒をそのままにして、ディーノを一人にして、下りて行ってしまった。


彼が、酒乱だと知っていたが。






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「う゛お゛ぉおい!!!」


吃驚した、驚いた。


みすった、と思った。


部屋に戻ると、ディーノはべろんべろんに酔ってしまっていた。


俺が悪いが、飲むこいつだってこいつだ。悪い。


たく、この酔っ払いへなちょこめ。


「何で飲んだ!?おまえはバカか!?」


「んー...バカだよー?」


認めやがった。


今のこいつは素直だ。


......嬉しくねえぞ、ここで素直でも。


「たく、水持ってくるから、待ってろよ!」


さ、と振り向いて行こうとすると―。


ぐいっ。


「う゛お゛っ!!」


髪を引っ張られた。


意外と痛かった...。


「なな。何しやがるっ!?」


「だめ...スクアーロ...行く、な...」


酔っているとは知ってるが、迂闊にもきゅん、と来た。


「......わかったよ」


間横にどかり、と座り込んだ。


と、いきなり隣でディーノはTシャツを脱ぎ出した。


「なな秤スしてんだ!?」


「熱い......」


確かに顔は真っ赤だ。


「脱ぐなここで!!/」


「.....」


しゅんとなり、息を荒げた。


俺はコップに入っていた氷を取り、ディーノの唇に押し当てた。


「冷たっ!煤v


「これでも舐めてろ、酔っ払い」


「ん.....」


...


何てやらしい舐め方だ、こいつ。


...と思った。


指まで舐めてくる。


酷いときは指を甘噛みだ。


我慢出来なくなった。


氷を一旦離し、自分の口に放り込み、そのまま彼の口へと運んだ。


「んんっ..」


声が漏れる。


ぴちゃ、と氷から滴る水が、ディーノの顎を伝って鳴る。


「あう...冷てえ...」


にこりと笑う彼。


もう、何もかもどーでも良くなった。




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そのあと俺は、


ディーノを喰った。





   
             -end-
 

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