dream

□日吉の恋
1ページ/17ページ




今日は氷帝学園高等部の入学式だ。

まだ少し固い制服に身を包んで、入学式に臨む。
















新入生の氏名点呼も無事に終わり、新入生に安堵の表情が見られる。











「えー、それでは入学式を終了します・・・・・・







(ふ〜、やっと終わる。)

























と、言いたいところですが、続いて、新入生歓迎会に移ります。



歓迎演奏、軽音部お願いします。」



















教頭がそう言った瞬間、体育館の照明が落ち、ステージがライトアップされた。
















そこにいたのは、金髪で、制服を着崩した美少女。
・・・・・・と地味系の男女。




「あー、軽音部部長の2年、滝尾夏津です・・・・・・。


入学式の曲とかイマイチよくわかんないんで、私達軽音部ことオキザリスの新曲、フロスフラワーってのを歌うから・・・・・・


























耳の穴かっぽじって聞きやがれ!!!」





「「「キャー!!!ナツー!!!」」」


















美少女が叫ぶと、後ろの2〜3年生から歓声が上がった。(男女共に)










「おい!新入生!!!元気がねーぞ???今日はお前等が主役なんだから後ろなんか気にすんな!!!

























思いっ切り盛り上がって行くぜ!!!」
























「「「キャー!!!」」」














新入生からの大歓声で曲が始まった。




乗りのいい曲で、体育館全体が1つになった。





























俺自身、不覚にも楽しい気分になってしまった。














次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ