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□海水浴
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海水浴




「なぁ、お前何でそんなに嬉しそうなんだってばょ?ι」


自分の事をジッと見ている、まるで何所かの女子学生を見る変態オヤジに似たオーラをした男に尋ねた。


「何でって…、そりゃあ楽しみだから。笑」


ふ、と笑みを浮かべまるでその事を当たり前の様に応える。
コイツ、何が楽しみなのか……。

それは―――…


「言っとくけど、俺ちゃんとバスタオル持ってっからお前の思う坪にはならないってばょ。」


金の髪を掻き分けながら袋の中へ手を入れる。
「絶対持って来い」と言う恩師と桃色の少女に言われた通り、
自心でもこうなると思い昨夜入れたバスタオル(特大)が入っている筈……


「……あれ?ι」

「どうした?早く素ッ裸になって着替えろょ。笑」


隣でにこやかに笑う少年の手には


「Σあ――ッ!! テッメェ俺のタオル何時取ったんだってばょ?!#」


昨日袋に入れた筈の…
紛れも無いバスタオルがあった。


「はははッ! さぁ早く俺に全てをさらけ出せ、ナルトォv!!」


ナルトと呼ぶこの黒髪は、今迄夢にまで見ていたナルトの裸体を拝めるこの日を一番楽しみにしていた。

白く柔らかそうな肌を想えば、昨日の夜は眠る事すら出来なかった程。


「ふん、バーカ。言っとくけど俺ってばズボンの下に海パン履いてっから。 後今日は替えのTシャツも持って来ておいたからこの儘泳ぐからな。」

「Σな、なんだと!?ι」

「バーカ、変態サスケベー!!笑」


ナルトは満面の笑みで笑いながら、唖然とするサスケを放って更衣室から蒼い海へと向かった。




―end――…





 
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