09/28の日記

20:23
種部屋(5D's夢主人公)
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「ここがオーブのプラントなのね。」


「…うわぁ…」


右を見ても街。
左を見ても街。
過ぎゆく人々。
自分達となんらかわらない。


「…綺麗な街並みだね…」


「スケッチしたい?」


「…ううん…
……好みじゃないから…」


「そう。」


ゆっくりと歩きながら街を見渡す。
美味しそうな店もある。
カリアと合流したら寄ってみよう。


「それより、クロコダイル君から何か連絡は入った?」


「(ふるふる)」


「そう。」


全く、あの男は。
このプラントのどこかにいることはわかっているのだ。
しかし、問題はこの広いプラントのどこにいるか、という事。
いつも別世界に飛ばされる時は3人一緒なのに。




その時、大地が揺れた。




「何!?」


「キャ!!」


地震のような揺れ。
しかしこのような揺れはありえない。
だってこのプラントは宇宙にあるのだ。
まさかプラントに地震という迷惑なシステムでもあるのか、いや普通はそんなシステムをつけるわけがない。
メリットがないからだ。
しかし、実際に揺れている…
なら、これは…?


「っ、何だあれ!!」


誰かが叫んだ台詞。
フィーネとイスズはそちらを凝視する。
聞こえるのは何かが崩れる男。
そこにあるのは煙。
聞こえるのは機械音。
そこにあるのは…


「…ロ、ロボット…?」


イスズがつぶやいた言葉。
そう、煙の中から現れたのは巨大なロボット。
しかも一機や二機ではない。


「ちょっと、ここは中立のオーブよ。
どうしてモビルスーツが…
いえ、防衛用のものかしら?
でも、こんな乱暴に起動して街を壊すなんて。
何かわけがありそうね。」


自分達の目の前に現れたモビルスーツ。
イスズは反射的にフィーネの後ろに隠れる。
あのようなロボットが突然現れた。
地下から現れたのかは分からない。
しかし現れたロボットに恐怖を覚える。


「イスズ、走るわよ!!」


「…う、うん…!!」


フィーネに手を引かれて走り出す。
怖い、怖い。
早くこの場から逃げたい。
逃げて兄のところに行きたい。
すると凄まじい音が聞こえた。
振り返れば緑のモビルスーツと水色のモビルスーツが刃を交えて、動きがぎこちない黒い機体が倒れていた。


end
水色のモビルスーツ?
カリアが乗っております。
黒い機体は一応ストライク。
確かストライクは黒から白に変化したはず

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