09/29の日記
20:07
脱色部屋(5D's夢主人公)
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日記
倒れた一角。
体から血を流している彼らを見下ろしながら屋根から降りる。
やはり、仲間がやられるところを見るのはいい気分じゃない。
「次はあんたか?」
一角の隣に降りたつと、オレンジ色頭の青年が話しかけてくる。
異色ともいえる斬魄刀を構えている彼。
同じく血を流している彼、一護は威嚇するようにカリアを睨みつけている。
負傷した状態でカリアと戦おうとしている。
カリアは冷たい眼差しで一護を見つめ、口を開いた。
「まず、聞きたいことがある。」
「何?」
「You達の目的は?」
「そんな事を聞いてどうする気だ?」
「別にどうしようもしないぜ。
ただの興味本位さ。
You達は市丸隊長に追い返されたにも関わらず再びここに来た。
そのreason(理由)が知りたいだけさ。」
口を動かしながら一角の手当てを始める。
たしか彼の相棒には血止め薬があったはずだ。
それを使えばなんとかなるだろう。
「別に教えてもかまわねぇが…
その代わり、俺の質問に答えてもらうぜ。」
「答えれる範囲内ならな。」
あぁ、これくらいの量なら足りるだろう。
後ろから感じる威嚇を軽く流しながら一角を治療する。
「朽木ルキアの居場所はどこだ?」
「!?」
勢いよく一護に振り返る。
振り返ると彼は少し後ずさっていた。
カリアの気迫に怯んだのか…
「まさか、youが…」
ルキアが極刑になった理由。
頭に血が上っていてあまり覚えていないが、確か他者に死神の力を渡した…
だったはずだ。
その時カリアにとある考えが浮かんだ。
あまり自分らしくない考えだが、フィーネなら考えそうな事だ。
「ルキアならあの白くて巨大な建物にいる。」
分かるように指差す。
一護もそちらに振り向き、棟を視界にいれた。
「じゃあ、俺は一角を運ぶよ。」
「は、俺を捕まえないのか?」
「No(あぁ)。」
彼らの目的はルキアの救出だろう。
それなら自分が彼を捕まえる理由がない。
野放しにする理由はあるが…
その時、カリアはある人物がよぎった。
「ほら、血止め薬。」
「は?」
「使えよ、その傷のまま護延内を走りまわっていたら出血多量で死ぬし…
剣八と鉢合わせしたとき大変だぜ?」
「なっ、はぁ!?
意味わかんねぇよ、俺をバカにしてるのか!?」
「Yes(いや)、してないぜ。」
謝罪の意味で親切にしているだけだ。
そう、なんたって自分達は…
(ルキアを助けるためにyou達を利用しようとしているんだ。)
end
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