10/02の日記

20:23
灰男部屋(ゴッズ夢主)
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「ふっ、貴方の負けよウォーカー君。」


「くっ……」


不敵な笑みを浮かべるフィーネ。
彼女の前には悔しそうに顔を歪めるアレン。
相当悔しいのだろう。
彼の拳が震えている。
そんな2人の間にあるのはトランプの山…


「フッ、この程度のいかさまで私に勝とうだなんて100年早いのよ。
もう1度勉強しなおしなさい。」


「……完敗です。」


ガクッ、と机に突っ伏すアレン。
2人の心理戦ならずいかさま戦を眺めていたラビとカリアはアレンの肩に手を置いた。


「元気出すさ、アレン。
フィーネ相手にあそこまで頑張ったんだ。
胸を張ればいいさ。」


「I couldn't agree more.
(全くもって賛成だな)」


「うぅ〜〜…
カリア、ラビィ〜〜!」


「おっと。」


「はいはい。」


突然2人に抱き着いてきたアレン。
今まで自分のいかさまで生活費を稼いでいたアレンは何気にいかさまに自信があったのだ。
しかしフィーネに完膚なきまで叩きのめされると……
情けないとしか言いようがない。


「フィーネ、youもアレンをいじめるなよな。」


「あら、彼から挑戦してきたのよ。
カードで負ける気はしません、って。」


「Youは一応アレンよりお姉さんなんだから、手加減ってやつをだな。」


「いいえ、手加減なんて無用です!
見ていてくださいフィーネさん、すぐに貴女をぎゃふんと言わせるほど強くなりますからね!!
いかさまで!!」


「カリア、俺はどこに突っ込めばいいさ??」


「どこも突っ込まなくても良いと思うぜ。」


END

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