10/03の日記

20:15
銀魂部屋(GX夢主人公)
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「赤い着物を着ている女の幽霊?
なに、今まで斬ってきた攘夷浪士の怨念に祟られたとでも言いたいわけ?
悪いけどよそにあたってくれる、私達は霊媒師じゃないわ。」


「そこをお願いしますアイリスさん!
アイリスさんなら幽霊を粉砕してくれると思いますし、姫路ちゃんとウィリアム君は幽霊が見えるんでしょ!?」


「…幽霊と精霊を一緒にしないでくれる……?」


「山崎さん、あなたが愛用しているバドミントンのラケットでその頭潰していいですか?
いや、良いですよね??
拒否権はありませんよ。」


「え、ちょ、ウィリアム君それ俺のラケット…!!
ぎぃゃああああああああああ!!!!!」

うん、良い悲鳴だ。
ウィリアムによって地獄をみている山崎。
彼は逃げようと必死だ。
あれが江戸を守る警察とは。
まぁ、黒笑みモードのウィリアムが相手なら仕方がないか。
お茶をすする姫路はカードをとりだした。

「……幽霊か…」


「なに姫路、まさか見たいの?」


「………いえ、ハロウィンのコスプレを…」


「そういえば、アカデミアは今頃ハロウィンの準備で盛り上がっている時期ね。」


お祭り騒ぎが大好きな生徒達。
まだ夏だが、祭りのため準備をしている最中だろう。
一体みんなはどんな仮装をするか。


「……型とか、用意したのになぁ…」


仮装なんてまさに自分の得意分野だ。
コスプレに興味があるわけではないが衣装を作るのは好き。
ジム、十代、明日香達に似合いそうな衣装を決めていたというのに。


「そうね、坂田君達に着せてみる?
あの子たち普通に女装するから。」


「………」


銀時達に。
姫路は3人の顔を思い浮かべ、誰は何が似合うかを考えた。
アイリスの言うとおり、彼らは平然と女装する。


「…型、使ってみようかな…」


うん、そうしよう。
せっかく準備したのだ。
ジム達に着せることが出来ないのなら銀時達に着せよう。
そう決めた姫路は布はどのようなものを使うか考えた。
その時、山崎の凄まじい断末魔が聞こえた。


end

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