10/11の日記
19:58
脱色部屋(5D's夢主人公)
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「隊長、楽しそうだな。」
「Yes.
こっちまで剣八の霊圧が届いてるしな。」
空気を揺さぶる霊圧。
我等が隊長のものを感じながら一角とカリアはのんびりとしていた。
今は旅禍が侵入し暴れ回っているというのに…
席官としてどうなのだ、と聞きたいが二人には関係ない。
一角は楽しければいいし、カリアはルキアを助けることができるのならいいと思っている。
「相手は一護か…?」
「おそらくな、俺と戦った時より強くなってやがる。」
まったく、死神の旅禍はとんでもない逸材だ。
自然と笑みが零れる一角。
そんな友人を横目で見ながらカリアは目を閉じた。
「剣八がいるってことは、やちるもいるんだろうな。」
「なんだ、心配かよ。
あんなチビ心配したって得にはなんねぇぜ。」
「No,心配しているわけじゃないさ。
ただ…」
「ただ?」
「……」
急に黙り込んだカリア。
一角は怪訝な表情を浮かべたがる、本人にいう気がないのなら聞くつもりはない。
「…お、お兄ちゃん…」
「What's?」
「ん、なんだ、カリアの妹じゃねぇか。」
後ろから遠慮がちに聞こえた声。
振り返れば障子に体を隠しているイスズがこちらの様子を伺っていた。
彼女の様子にカリアは苦笑を浮かべ、一角は不満そうな表情を浮かべる。
「なんだ、まだ俺は怖い男の部類か?」
「弓親はともかく、一角は顔から怖いからね。」
「んだとぉ、カリア!?」
そういえばこの世界でイスズが平気な男の死神は誰と誰だろうか。
四番隊の花太郎、十番隊の隊長の冬獅郎、十一番隊の弓親に。
後は十三番隊の浮竹隊長くらいか。
「それでイスズ、どうかしたのか?」
「…そ、総隊長さんが…
……お兄ちゃんを呼んでる、って卯之花隊長が……」
「………ok.
すぐに行くよ。」
end
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