10/26の日記

19:55
銀魂部屋(GX夢主人公)
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「いや、ザックリマンあるよ。」


ザックリ。


「ぎいゃゃああああああ!!!」


公園内に響いた少年の声。
いや、叫び声か。
神楽と一緒に定春の散歩をしていたとき、たまたま子供達の言い争いが耳に入ったのだ。
言い争いというより、しょうもない一方的ないじめ…
なのだろう。


「公園のブランコに乗りたかったらシールを献上しろというのは可愛らしいと思うが。」


「…大人からしてみればね…」


大人や自分達の年代からしてみれば可愛いい事だ。
しかし、子供同士なら立派な脅しである。
苦笑を浮かべているカガリと違い、姫路は一方的に絡まれていた少女を見る。
……一言で言えば大和撫子。
とても大人しそうな少女は目の前で起こっている定春vsか弱い子供達の争いに対し眉一つ動かしていない。
それどころか物珍しそうに見ていた。


「くそっ、覚えてろよクソババア共!!!!」


「………………は?」


遠くから聞こえた言葉。
ちょっと待て、だれがババァだって?
無表情が歪んだ姫路は眉間にシワをよせ、リュックな入っていたデュエルディスクを取り出す。


「……姫路、何をする気だ?」


「……カガリ。
……マジック・イリュージョンお願い…」


「待て、姫路!
相手は子供だぞ!?」


「…大丈夫よ……」


そう、大丈夫に決まっている。
だって定春に噛まれてピンピンしているのだ。
だから少し強めのマジック・イリュージョンをプレゼントしよう。
そう決めた姫路はカガリをデュエルディスクにセットした。


「…マジック・イリュージョン!!!!!」


「ぎいゃゃああああああ!!!」



end

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