11/09の日記

19:59
脱色部屋(5D's男主人公)
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「夜一?」


「えぇ、四大貴族の死神。
彼女が旅禍の坊やを鍛えるらしいわ。」


未だに緊張感に支配される。
次々と旅禍を捕らえたという情報は入ってきている。
しかし、肝心の…
旅禍達の中で最も目立つ一護を捕らえてはいないようだ。


「朽木隊長が戦っているとき、夜一が彼を連れて逃げたそうよ。」


「…ルキアではなく、一護を…」


救出対象であるはずのルキアより、一護を選んだ。
その理由は恐らく。


「一護に卍解を習得させ、再びルキアを助ける…
って事か?」


「そうでしょうね。
でも、一つだけ疑問があるわ。」


「What's?」


「何故、夜一がルキアを助けようとしているのか…
黒崎君がルキアを助ける理由は分かるわ。
二人はしばらく行動を共にしていたみたいだからね。」


だが、夜一との接点はない。
なのになぜ彼女はルキアを助けるために一護達に力を貸しているのか。


「…中央四十六室のありえない判断。
そして百年前に追放された夜一の登場。」


これは偶然か?
それとも…


「フィーネ、考えたって無駄なんだ。
Today、ゆっくり休もう。
まだ疲れは残ってるだろう?」


「…そうね。」


カリアもフィーネも。
ここしばらくはまともに休んでいない。
周りは無駄にピリピリし、カリア達も自分達の計画がばれないよう細心の注意を払っている。
このような環境下だ。
休めるわけがない。


「じゃあ、俺は明日も四十六室の護衛だから。
ちゃんと休めよ、フィーネ。」


「…分かってるわよ。」


end

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