12/01の日記

19:53
脱色部屋(5D's夢主)
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やっと処理できた書類。
カリアはぐっ、と背伸びをする。


「ここ最近書類処理しかしてないなぁ…」


「剣八と戦うことも減ったな。」


半透明な姿で部屋にいるユルルングル。
彼の言葉に苦笑を零し、お茶を飲んだ。
あの剣八も書類処理に追われ、ピリピリしている自分と戦うのは嫌らしい。
理由は単純。
面白くないからだ。


「基本的にバイアーメの術で動きを徹底的に封じ込めて剣八を気絶させるから…
殺し合いが好きなあいつにとってはつまらないんだよ。」


「なら今後もその方法で剣八と戦えばいいだろう?
なぜ律儀に刀で戦う。」


「ちゃんと刀を使わないと鈍るだろう?
ただでさえ俺は剣道なんて習ってないから、剣術に関してはド素人だからな。」


「剣八も剣術などあまり知らないと聞いたが?」


「いいんだよ、あいつは。
才能ってやつさ。」


本当。
野生の感というやつか。
彼の戦い方は戦い慣れによって身についたもの。
だから特定の弱い点というのがなかなかないのだ。


「じゃあ、この書類を届けて…
イスズのとこに行ってlunchでも食べるか。」


とんとん、と書類を揃える。
期日内には出せるので今回はお咎めはないだろう。
以前遅れた時があったが、あの時の総隊長は怖かった。


end

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