短編

□二人の貴石
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(設定)

ビーンズ文庫の砂糖林檎妖精シリーズの設定を少し拝借。
物のエネルギーと視線から生まれる妖精という種族を人間が使役するという、パラレル設定です。
ただし妖精の生まれや類別以外はほぼ、オリジナル設定。
そしてリボキャラはヒバツナ以外に登場しません。なんじゃそりゃなカオス展開です。




(人物)


沢田綱吉
一人で野獣や盗賊等が闊歩する過酷な世界を旅する訳あり少年。流離いの戦闘屋(笑)
行く先々で適当な相手と契約し、護衛などといった危険な仕事に従事する。
戦闘以外何も出来ない困ったちゃんだが、その分戦闘能力は高く、一流であるとしてその筋では有名。

ある日偶然出会った雲雀に君になら使役されてもいいよと付き纏われている。以来一人旅が二人旅になり、困惑しつつも嬉し楽しい日々を送っている。
嘗ての知人が拘っている商業ギルドと契約をし、数ヶ月間の荷馬車の警護の任を受ける。
そのギルドの長の娘が雲雀欲しさに、彼に懐かれる綱吉を嵌めるが、強いため大した痛手にはなっていない。



雲雀恭弥
黒曜石から生まれた戦士妖精。
他に類を見ない美しい容貌と類稀な戦闘能力から頻繁に徒党を組んだ妖精狩人に襲われていた為、群れと人間が大嫌い。

ある日森を通りかかった綱吉に興味を抱き、彼について回るようになる。一目惚れしたという事実には気がついていない。ただ只管綱吉が大好き。

綱吉の勧めにより妖精の証である羽を隠し、人間の振りをして、彼と共に旅をする。
ギルドの長の娘に向けられる熱の篭った視線が大嫌いで、近頃イライラしている。
うっかり顔を合わせたら殺しかねない勢いなので、仕事以外は綱吉の部屋に引きこもる。



ルリ
商業ギルドの長の娘。銀髪に青の瞳の美少女。
モテモテ人生を歩んできたため、自分に惚れない男などいないと思っている。

綱吉の手により人間に擬態した(?)雲雀に恋をして、以降猛烈アタックをしようとしては、その前に逃げられるのを繰り返している。
雲雀には全身全霊を持って避けられているが、会話さえすればきっと好きになってくれると信じ、何度も接触を図り、逃げられ、接触を図り…を繰り返し益々嫌われる無限ループ。

自分は避けられるのに、雲雀に全力で懐かれている綱吉を妬み、嵌める。
それで益々雲雀に嫌われる。…可哀想。




(味方)
沢田綱吉
雲雀恭弥


(敵)
ルリ
商業ギルドの組員



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