頂き物
□不思議の国へようこそ!
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ツナが悪女に陥れられて二ヶ月後の話です。
【沢田綱吉】
悪女に告白されて断ったら陥れられた。
今や全校生徒から嫌われ、いじめられる毎日。
家族からも信じてもらえない日々を送る。
唯一雲雀だけがツナの味方だが、助けを求めないし助けてくれなくても何も思わない。
【雲雀恭弥】
ツナが全校生徒に嫌われてる中、応接室をツナに解放して怪我の手当てをしたり、食事を与えたりする。が、助けない。
部下の風紀委員達には見かけたら助けるように言ってあるがそれだけ。
【悪女】
レイシー・カパサンタ。
ツナと結婚してボンゴレの内部に入り込み、自分のファミリーを大きくしようと目論んでいたが、ツナに告白を断られたことによって作戦変更。
ツナを陥れ、ツナの不始末のせいで発生したボンゴレの負い目を利用しようとする。
そこそこ上手く行っていたが、ある日不思議な夢を見る。
そこから全てが狂っていくことに。
【ハートの女王】
悪女が見る夢の中に出てくる少女。
夢の中の世界の女王。温和で優しい性格だが、何故か恐れられてもいる。
ツナにそっくり。
【ハートの王】
悪女が見る夢に出てくる少年。
ハートの女王の夫。恐怖政治を布いているが、彼の中のルールに従っていれば平和。
雲雀にそっくり。
【白うさぎ】
懐中時計を首から下げて、時間がない時間がない殺されるーーっと言いながら走っているところを悪女が目撃。
それを追いかけたことによって、悪女は不思議の国へと落ちていく。
【いかれ帽子屋】
なんでもない日を祝って、毎日お茶会を開いている。
迷い込んできた悪女にご愁傷様と嗤う。
三月うさぎの世話が優先なので、悪女との会話が続かない。
十年後雲雀にそっくり。
【三月うさぎ】
いかれ帽子屋と一緒になんでもない日を祝っている。
いかれ帽子屋に懐いているので、悪女がいかれ帽子屋に近づこうとすると警戒する。
幼い頃の綱吉にそっくり。
【チェシャ猫】
猫。
何故か逃げろ逃げろと悪女に繰り返すが、常ににやにや笑っているため、悪女は信用していない。
【死刑執行人】
チェシャ猫の首を狩るためにチェシャ猫を追う男。
悪女は無視。チェシャ猫を殺すことしか意識がない。
死神の鎌をいとも簡単に振り回す。
雲雀が二十年経ったらこんな感じという顔。
【芋虫】
水煙管を吸っている男。
死刑執行人が時々やってくるらしいが、悪女が会った時は一人。
悪女の質問に分かるような分からないような答えを返す。
ツナが二十年経ったらこんな感じという顔。