暗いモノ

□助ける事ができない俺
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ナルトが安心できる場所…?五代目が俺に言い渡した任務は、理解し難いものだった


「お前ならナルトを救ってやれると思う。…頼む、ナルトを救ってやってくれ」

そう言って五代目は頭をさげてきた。それには少しビックリした

五代目は他人に頭を下げるようなお方ではない。余程ナルトの事が気がかりなんだろう


「わかりました。なんとかします」


そう言って俺は部屋を出た。
正直まだ信じられない。思い浮かぶのはあの無邪気な笑顔

「…どうせデマだろう」


そう思ってその時はあまり気にかけなかった。
その現実という名のパズルを確実に知るにはまだピースが全然たらなかった


──────…


「ん、ナルトとサスケ?」

報告書を提出した帰り、楽しげに話すナルトとサスケの姿を見た。

あー…サスケ近付きすぎデショ?

あまりにも急接近するサスケに嫉妬してしまう。ナルトは楽しそうに笑っている


──ドンッ



(!!?)



なんて思ってたら、いきなりナルトはサスケの事を突き飛ばして何処かへ行ってしまった
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