名探偵コナン 漆黒の襲撃者

□怪盗キッド襲撃
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「It is a kid! A kid appeared!(キッドだ!キッドが現れたぞ!)」
「Do not miss it!
Catch it by all means!(逃がすな!絶対に捕まえろ!)」
アメリカ
スミソニアン博物館上空。
白でそろえたシルクハット、スーツ姿で右目にモノクルをつけた人物…怪盗キッドが不敵な笑みを浮かべながら博物館の庭園に降り立った。
庭園には警官が何十人もいて、博物館を守っていた。
警官が一気にキッドに向かってくる。
キッドは閃光弾と煙幕を使った。
警官達が目を開けると、そこにはもうキッドの姿は無かった。
「There is not it!(い、いないぞ!)」
「Where did the guy go to?(やつはどこへ行った?)」
一人の警官がハッとする。
「jewel, the jewel safe?(宝石、宝石は無事か?)」
その言葉で警官が一斉に博物館のほうを見た。
一人が博物館の扉を開け、庭園を警備していた警官全員が中に入った。
他の展示室とは違い厳重にロックされた扉に行き当たった。
ロックを解除し、中に入る。
扉はオートロックらしい。
そこに保管されているダイヤモンドは無事だった。
警官がその部屋のいたるところを探した。
キッドがいないと思い、警官達はその部屋を出ようとした。
一人が後ろをふり返った。
そして叫んだ。
「Oops! I had a jewel stolen!(しまった!宝石を盗まれてしまった!)」

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