名探偵コナン 漆黒の襲撃者

□怪盗キッド襲撃
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警官達は博物館の中を探すグループと博物館の外を探すグループとに分かれ、キッドを探し始めた。
「nephew! You are a group of the inside(おい!お前は中のグループだろ!)」!
一人の警官が外に出ようとしていたのを、別の警官が肩をつかんでとめた。
肩を掴まれた警官は自分の帽子のつばを掴みながら言った
「I am neither group
Because…
(わたしはどちらのグループでもありません
なぜなら…)」
つばにやっている手とは反対の手で、その警官は服のむなぐらを掴んで服をほうり投げた。
「Because I am only a lonely phantom thief dancing sky alone(わたしはたった一人で大空を舞う孤独な怪盗ですから)」
「kid…。(キ、キッド…。)」
その手には青いダイヤが握られている。
キッドは自分をとめた警官を押しのけ、階段に向かって走り出した。
それに気付いた警官がキッドに向かっていった。
警官達が自分に群がるのを見計らってキッドは閃光弾をはなち、警官達が怯んでいるスキに階段を駆け上がり、屋上に出た。
ハンググライダーを開き、ベランダから飛び降りた。
そのまま博物館から遠ざかろうとしていた。
庭園では警官達が悔しそうな声で怒鳴っている。
(楽勝だな。こんな単純な手にかかるとはな。やっぱり俺の敵は…。)
余裕の笑みを浮かべながらキッドは悠々と空を舞っていた。
その時…
バンッ!
一発の銃声が鳴り響いた。

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