過去拍手部屋

□夏ですね
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◇お礼文◆



「あ〜〜づ〜〜〜い゛ぃ〜〜〜〜!!」

扇風機の動きに合わせ、顔を扇風機に向けて話す。

「三郎!小学生みたいなことするなよ!!」

「雷蔵、そんな馬鹿ほっとけ。てかあぢぃ!!!」

「竹谷…豆腐……」


「「「兵助!!!」」」





暑さで倒れた兵助を団扇で仰ぎながら雷蔵と竹谷は三郎を睨む。

「ちょ!なんで私なんだ!?」

「三郎が扇風機独占するし。」

「あついあつい言い過ぎなんだよ。」



「なッ!そもそも竹谷の部屋のエアコンが壊れてるのがおかしいだろ!!寮には完全設備されてたはずだ!!」

「それも承知して、俺の部屋で勉強会やろうと言い出したのはお前だろが!!」

「2人共うるさいッ!兵助がかわいそうでしょ!!」


暑さでイラつく3人は仕方なしに兵助の顔を見る。


「美人。」

「黙れ馬鹿ハチ。」

「黙れ変人。」

「馬鹿2人黙れ。」


外で鳴くセミの声が聞こえるほどの沈黙が訪れる。


ミーン…ミーン…………


「あとでプールでも行くか。」

「ついでに花火でもしようぜ。」


「兵助には水分とらせる為にスイカ食べさせよう。」



「…豆腐。」


「…このやろう。」







‐END‐


 

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