過去拍手部屋
□七夕に願い事
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「お前は…」
「先生何そんな焦ってんの?」
「俺はどこにもいかないよ」
その言葉に、息を止める。
「…本当か?」
「うん。」
「そうか…」
「嫌ならさ、書けばいいじゃん。」
いつまでも、あなたと一緒に
『いつまでもあなたと一緒に』
「いますって書いてよ」
「それじゃあ願いというか、誓いに近いじゃゃないか。」
「やだそんなギャグ」
「お前の願いでもあるんだろ?」
「…早く夏休みになってほしい」
「焦るな焦るな」
2人してクスクス笑う。
端からみれば、おかしいだろうが、
七夕の夜に、星に願う。
‐END‐