歌
□二人の彼
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出逢ったのは、年上の彼。
初対面なのに、何でも話せた。
様々な事を彼に打ち明けた。
二人で会うのは夜だけ。
話し込んで朝になってしまった事もあった。
彼は、私が話しているとじっと見つめてくる。
文字通り、顔が火照ってしまう。
彼のおかげで、秋が好きになった。
木の下で、座って話しているだけなのに、その場所の空気は静かで、透き通っていて、居心地が良かった。
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