BL小説
□恋なんかじゃない…
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「見て観月の髪クスクス細くて綺麗でうねってる」
「うねってるは、余計だ、木更津…君の髪を落とさないでくださいね」
「二、三本置いていくね!クスッ」
「はいはい…もうどうにでもして下さい」
「じゃぁキスしていい?」
「!!なんでそうなるんですか!」
「どうにでもしていいんでしょ」
クスクスと楽しそうに笑う
その笑いがなんとも癪でたまらない
「そういう意味じゃなくて…」
「恥ずかしくて出来ないんだねクスッ」
「ムッ恥ずかしくなんかないですよ…」
「じゃあしていい?」
「どーぞ」
半分自棄になっていたのかもしれないな