BL小説

□愛しい人
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「…‥//」



「跡部顔赤いぞ」


薄い笑い混じりに意地悪く言う


「誰のせーだよ…//」

そう言うと跡部は、逃げるかのように立ち上がり、キッチンの方に向かった。


「エプロン借りるぞ」
そう言うと昨日俺が使っていたエプロンを付けキッチンに立つ


「朝ご飯作るのか?」



「アーン?それ以外になんかあるかよ」



「…料理できるのか?」





「当たり前だろ」

ちょっとムッとしたように言う


心配になって見に行くと跡部は、テキパキ動いていたそんな跡部の後ろに立ち後ろから軽く抱き締めた。


抱き締めたくなる跡部の後ろ姿にいつも俺は、自分の欲に負ける。


「手塚…?」



「こうしてると何だか夫婦見たいだなっと思って」



「夫婦かよ…//まぁ‥悪くねぇが」




跡部の腰辺りにあった手を少しずつ動かしていく。
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