BL小説

□氷の帝王
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「ん?……」



目を覚ますとそこには、

保健室をうめ尽くすその他のメンバーが





「…なんで全員でいるんだよ」

「皆跡部さんのことが心配で」

「アーン?もう大丈夫だ練習を」

保健室のベッドを出ようとすると…



ガシッッッ!!ドサッ!!


「うぐっ…υ」




無理矢理ベッドに引き戻された



「まだ動いちゃダメですよしっかり休まなきゃ」


全員でうんうん頷く




「でも俺様が居ないと…」

ガシッ!!




「皆跡部さんを押さえろー!!」


「ちょっυ…おいっ!!」




両手をベッドに縛り付けられた


…なんだよ、この格好は‥


「少し休んでください」

「休めるかよ!!」

「寝てください、そうしたら休めますよ」

『寝れるかっっ!!』


ツッコミを入れようとしたが止めた。こいつ等には、言っても聞かないとわかってるから。

「………


「………」

「………」

「…そんかマジマジ見られてると寝れねぇよ」

「す、スミマセンιでわ子守歌でも」

「いい加減キレるぞ…お前等は、練習しないといけねぇだろ!!」
軽く怒鳴れば皆怯む

「…ッチ、あんまり俺様に心配をかけさせるな」

「俺達の事を…心配?」

「皆!!練習しに行こう」

そう一人が言うと皆ぞろぞろ外にでていった


「コラッまて!!解いて行けよアーン」
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