BL小説

□氷の帝王
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今まで何十人という人間がいた小さな保健室は、蒸し暑い


「仕方ねぇ寝るか」

目を閉じ縛られた状態で寝ることにした。




「ん…‥」


暑いからか?

息苦しい


まるで口を房がれ…て‥



ゆっくり目をあけると
見慣れた眼鏡の髪の長い…


「ん〜…んぁ!!」


手が使えない跡部。


忍足がゆっくり口を放す


「おはようさん♪」


「死ね変態眼鏡」


「恐い顔すんなや」


「テメェ何で居んだよ」


「居るに決まってるやろ〜恋人が倒れたって聞いたんやから」


「誰が恋人だいい加減にしないと殺すぞ」


フフンと鼻を鳴らし


「やれるもんならやってみ」

「ッチ、手が使えれば」


「はい、跡部の負けやでぇ?」


「負けた跡部は、食べちゃいます♪」


「!!?や、止めろ……‥やめろぉぉおぉおぉ!」
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