BL小説

□イブの夜
2ページ/3ページ

「遅いぞ千石!!」


「メンゴ、占いやってたらさ、今日は、俺凄くラブ運良いんだよ」



南は、はぁっとため息を吐いて手を差し伸べる


「ほら、いくぞ」


「うん!!」


手をつないで、夜の町に行く、クリスマスってことでイルミネーションが凄く綺麗。


「凄ーい!!綺麗だねぇ〜」


「ああ。」


「あっちにでっかいツリー発見見にいこう」


「そんなに引っ張るな」

ぐいぐい引っ張って南と二人でツリーの傍まで行く
人がちらほら止まってみている


「なんかさ、この下でキスをしたら一生二人は、幸せっとかいう言い伝えがありそう」


「千石は、信じるか、そうゆうの?」


「もちろん信じる…」

ハァッと白い息をだして小さく呟くと急に南の手が離れた


「み、…」





ほんの一瞬…
南の唇が俺の唇に
小さく触れた―…。





南は、顔を赤くして外方を向いていた。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ