BL小説
□イブの夜
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「遅いぞ千石!!」
「メンゴ、占いやってたらさ、今日は、俺凄くラブ運良いんだよ」
南は、はぁっとため息を吐いて手を差し伸べる
「ほら、いくぞ」
「うん!!」
手をつないで、夜の町に行く、クリスマスってことでイルミネーションが凄く綺麗。
「凄ーい!!綺麗だねぇ〜」
「ああ。」
「あっちにでっかいツリー発見見にいこう」
「そんなに引っ張るな」
ぐいぐい引っ張って南と二人でツリーの傍まで行く
人がちらほら止まってみている
「なんかさ、この下でキスをしたら一生二人は、幸せっとかいう言い伝えがありそう」
「千石は、信じるか、そうゆうの?」
「もちろん信じる…」
ハァッと白い息をだして小さく呟くと急に南の手が離れた
「み、…」
ほんの一瞬…
南の唇が俺の唇に
小さく触れた―…。
南は、顔を赤くして外方を向いていた。