BL小説
□昔も今もそのままで
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それに…肩幅もすげぇ広くなった。
いつの間に…?
ずっと一緒にいた…
筈なのに
「跡部?どうしたんだよ」
「ッ降ろせ」
降りると落ちてる宍戸の帽子をひょっと取り被って見る。
…少しでかいな
「似合うか?」
「全然似合わねぇよ」
「だろうな、センスの無いお前が選んだ帽子が似合うわけがねえ」
「なんだよそれ」
「よって…この帽子は没収だ」
お前が居た証しが欲しくて…。
お前が欲しくて…
何なんだかな…
この気持ち?スッキリしねぇ
「じゃーな」
「跡部!!」
呼び止められピタッと止まると