BL小説

□昔も今もそのままで
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ギュッ―
と宍戸に後ろから抱き締められた

「…宍戸なんのつもりだ」

「だってよ、お前泣きそうな顔すっから‥つい」

「何言ってんだバーカ…離せよ」

「…ない」

「え?」

「離したくない…跡部のこと」

これ以上俺の頭の中を混乱させんな―

宍戸はそのままわざと俺様の耳に吐息がかかるように話始めた。

昔の事…。

「たく…お前…やっぱ変ってねぇな」


俺様が少し抵抗すれば逃げれる…
と思ってたのに逆に床に押し倒される


「変わっただろ?」

「…フンッ…」

俺の知らないお前が居ても
俺の知ってるお前がいても―

結局同じなのかもしれない


「帽子やっぱいらねぇ」

お前が居た証しなんていらねぇよ
お前が居なきゃ意味がねぇ…そうだろ?アーン


end



・後味悪ッ…
12/25改良
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