詩*投稿

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03/04(Sun) 02:40
霧雨
八月

霧雨が優しく降っていて
懐かしい匂いが立ち込める
潤いに満ちた空気が
自分の中に染み込む

何故だろう
安心したような気持ちになるのは

誰にも見つからない草むらで
こっそり靴を脱いで
裸足に触る濡れた緑が
心地良くて
しっかり地面と繋がった木の様に
自分が強く思える

昨日の出来事も
小さな事のように
霧雨のカーテンが隠していく
さっきの悲しい出来事も
足元の緑の心地よさに
かき消されていく

靴をはいて
緑から灰色の道に戻る時
僕の全ては霧雨に洗われて
新しい自分で歩きだす

僕は大きな木になるんだ
W53CA

03/12(Mon) 04:51
八月

粉々に散らばった夢を
孤独に震える夜を

救うことも導くことも
神様はしてくれない

輝く夢を贈れないし
温もりで包んであげられない

取り戻す事も出来ない
やり直しはきかない

ただ 祈っているから
祈っているから 僕はここで
君の明日に
笑顔が一つ増えます様に


君の心を切り裂いた
悲しい出来事を

君の心に刻まれた
無数の傷跡を

癒すことも治すことも
僕には出来ない

慰めてあげられない
励ます事なんて出来ない

でも 祈っているから
祈っているから 僕はここで
沢山の夢や 新しい思い出が
君をまた埋め尽くす様に

綺麗事だって責められたって
偽善だなんだ言われたって
だから何だ それが何だ
本当はアナタだって
祈ってるの 知ってるよ

明日が来なければ良い
なんて 思わないで
一人で居たい
なんて 言わないで

祈っているから
祈っているから 僕はここで
君の明日に笑顔が増えてく様に
祈っているから
祈っているから 僕はここで
沢山の夢と 沢山の思い出が
君を埋め尽くす様に

世界中の祈りが
君に届く様に
W53CA

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