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□*Buon compleanno*
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*Buon compleanno*
「武!!!!」
いつもは静かな彼女は守護者の1人、山本武を見つけたら急いで走っていった。
「ん?どうしたんだ?クローム」
「あのね!武、明日何の日だと思う?」
「明日・・?わりー。忘れちまった」
「Σぇ!!!??」
さすがに驚くだろう。明日は山本の誕生日なのだから
「本当に? 忘れちゃったの?」
「あぁ・・。本当にごめんな」
いつも通りにハハッと笑って誤魔化した。
それを見たクロームは余計ショックを受けてしまった
「そっか・・・。」
クロームが落ち込んでいることに気がついた山本は尋ねた
「ところで明日は何の日なんだ?クロームがそんなにはしゃいでるから
すっげー大切なことっていうのはわかるけどよぉ・・・。」
「ぁ、ううん!何でもない・・」
クロームはとっさに嘘ついてしまった。
自分のさっきからの行動でもっと傷ついてた。
明日は私の大切な人の誕生日なのに・・・と胸に秘めたまま山本と分かれ道で分かれた
なぜそんなにクロームがショックを受けているのかというと
山本のために一生懸命ハル達と作ってたものがあったからだ。