BLEACH短編

□おやすみ
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『グリムジョー寝れないよー』


「お前アホか、夜寝る前にホラー映画見るからだよ

怖くて寝れねーんだろ」


『違うよー』


「あ?」


『目をつぶるとさっきみた怖いシーンを思い出してもしかして目を開けたらそこに白い女の人がいるんじゃないかって思ったら寝るに寝られなくて』


「それを怖いって言うんだよ」


『だからさー、一緒にねよー

腕枕してくれてもいいからさー』


「なんで上から目線」


『え、いいの?わーい!ありがとう!さっすが〜!太っ腹だね、社長!!』


「一言もいってねーよ」


『ガ、ガーン!グリムジョーは私をあのうす暗い廊下に放り出すつもりなの?!こんなに怯えて可哀そうな少女を・・・!』


「自分で可哀そうな少女とか言うな」


『なんか冷たい、そんなアイスマンだったっけ?』


「なんだアイスマンって」


『なんだっていいじゃん

はい、もー寝よう〜』


「勝手に布団に入ってくんな!」


『私は眠いんだよ〜

おやすみー』


「ばっか!おい!!

えぇ?!もう寝たの?!早っ」


『うるさい』


「おきてんじゃねえか」


『もうねるの!ほんとうにおやすみ』


「しょうがねえな、今日だけだぞ」


『(ここ一週間そのセリフ聞いてるな)

わかった、わかった』


「おう、おやすみ」


『うい』



Good Night.


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