ささげもの

□最高の・・・
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「ホラギルバート君、アレに乗りますヨ!」
「はいはい・・・」
ここは遊園地。
『誕生日は遊園地でデートしたいデスv』
なんていうから連れてきた、
ものの
絶叫系、ホラー系、回転系・・・・・
さすがに限界だ。
もう夕方。
「ブレイク、そろそろ帰るぞ?」
「えーもっと遊びたいデス」
「ほらもう閉園の音楽がなってるし」
「じゃ最後にアレ乗りましょ、アレ!」
指差した先は、この遊園地目玉の観覧車。
ギネスブックに載ってないとか、載ってるとか・・。
「2人乗りマース」
言ったそこの係員室には人の姿はなく
前を見ると勝手に乗ってるブレイクがいて
俺もすかさず飛び乗った。
「勝手に乗ったら危ないだろ!」
「まあまあ、いいじゃないデスカー」
「ったく、中から施錠するタイプだから良かったが・・・・」
そのとき
ガタンッ
その音とともに
大きく揺れた観覧車と消えた明かり。


「なにが起きたんだ・・・?」
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