ささげもの

□ある日、起きたら
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「耳?尻尾?何言ってるんデスカ?」
「あたまっ!あたまっ!」
「あたま・・・・?」
そこに手を持っていくと感じる違和感。
急いで鏡の前に行くと
白い耳。白い尻尾。
「・・・・え!?
・・・あ、あッハッハ☆
オズ君たらまた悪戯して・・・・
しょうがないですネェ」
ぎゅっと引っ張る。
「いたッ」
なんで!?
「なんでデスカぁぁぁぁーーー!!?」




「・・・どうやらチェシャ猫の影響を受けたらしいな。
まぁ、明日には戻るだろう。」
「レイムさん、今すぐ取ったりとかは・・?」
「無理だ。」
ピシャリ、と言い捨て私の部屋から出て行くレイムさん。
「はぁぁ・・・・」
何でこんなコスプレみたいな・・・。
ん?猫?
たしか━━。
クルリ、と振り向くと
青い顔して壁に張り付いてるギルバート君。
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