置き詩

▼書込み 

09/08(Tue) 08:57
鈴の音、時の砂音を運び
mog

サラサラと

寝息をたてる夜のくさはら
座った土床はまだ夏の日射しを憶え

仰いだ夜空にはオリオンとカシオペア

サラリと乾いた風を運ぶ
 
 
 
過ぎ去った季節はもういくつ数えた

夜長に流れる鈴の音

思考を散らして

サラサラと

サラサラと

時の砂音奏でる
 
 
 
山の桂に浮かぶはすじ雲

過ぎ去った日々の足跡

欠けはじめた月影の下

冷め止まぬ夏のぬくもりを 
 
空に返してゆく
 
 
 
清らかな丑三つの夜

背たかの草の波にのって

サラサラと

サラサラと

季節は巡り往った
 
 
 
行方は知れず

静かの藍に

響くは

鈴の音

時の砂音

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