置き詩

置き詩場で-す
た-くさん
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(*・U・)ノ+゚

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09/07(Mon) 20:06
名残は揺れて
ナツメ

33℃の日差しの中
残された暑さは微かに
肌を射した

穂を抱く田園に
仰ぎ見るは
空に挟まれた雲の帯
下に続く山脈は
深い蒼に近づく
初秋の流れの中にある

君の傍らに揺れる髪の
淡く香る様に想う

髪は鮮やかに
揺れる揺れる

揺れる君に
立ち去る時の名残の中で
さよならを告げた
好きな気持ちは感覚の消滅の中に


君にさよならと告げて


HP
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08/29(Sat) 16:36
百歌

カタチは丸くても三角でも四角でもいいから


ヒカリは黄色でも赤でも青でもいいから


ハナもなくて、トリも飛ばなくて、カゼも痛くていいから


ただあたしのキモチがあの人に届く世界へ




連れてって


HP
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08/27(Thu) 21:33
エゴイスト
海音


今は何も求めない
それが甘い時間でなくとも
存在が愛しかった
そんな日々が終わる

風が秋めいて
心は虚ろ
センチメンタルで

心に開いた隙間を
かすめる風が冷たい
君でも埋められない

このままじゃ
僕は負に押し潰される
築いて来た物が壊れる

守って来た自尊心
宿命に立ち向かう覚悟
君の存在と
天秤にかけて

本当は
大切だと思って
真に幸せだと感じたのに
どうして
別たれたんだろう

二人の為だ なんて
自分で言ってる事もわからない
まるで無理矢理に
納得させてるみたい

それでも

もう瞳を向けないで
甘い吐息を吐くのを止めて
傷つくだけだから

もう頬を寄せないで
唇なぞらないで

この空に再び
華やかさが戻るまで
全てが終わり
世界を見る目が変わるまで

生きていれば
また必ず
君と幸せになれる


HP
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08/25(Tue) 23:56


『夢』

あの道この道
どこ続く道?

足を踏み入れて
見える世界は何色?

虹のような
彩り鮮やか七色世界

時間を忘れて
夢中になるファンタジー

目の前を走るのは
時計を持ったウサギ

あぁ!
あのウサギを
追いかけなくちゃ!

そろそろ現実に
戻らなきゃならないわ

見る夢色々十人十色

ねぇ
また遊びに行っても
いいかしら

大人も子供も見られる
夢のおもちゃ箱


HP
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08/21(Fri) 17:27
気違い
海音


気性の荒い者どもが
あっちゃこっちゃで騒いでる

何か知らないが
不気味な者が蔓延ってる

そんな怪しの岩街道の
一番奥で

君はどこまで冷静なんだろう

無口 無表情
そして潔癖…

近寄りがたいと
他人は言うけれど

そんな事は、
全く持って気にはしない

しかし評判は悪くなるばかり

「嫌だろう」
と問えば

「どうでもいい」
と答える


死にたがるのは もうやめた


HP
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08/17(Mon) 19:38
まどろみ
Love

貴方の腕の中で
私は幼子のように眠る
確かな安心感と
愛に包まれて
幸せを貪る

貴方の体に、心に、
飽きるほど
触れていたい


HP
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08/07(Fri) 12:15
翡翠色の心
神姫


翡翠色に煌めく
僕の心が叫ぶ

あの空の彼方まで
真白な月に届くように


見つけた いつもと違う
気持ちの違いは
誤魔化しようもない
熱い恋の予感

君が別の人を見てても
僕は君を見てる

その瞳は紫紺の魂 宿し
運命を映してる

望まれない存在
皆が僕を否定しても
世界に君がいるかぎり
何度でも立ち上がろう

やがて眠りにつく日が来ても
そのアイオライトの光
忘れないように
目に焼き付けて

記憶の中の森に
あの人の精神と共に
封印されたこの想い

どうか守っていて
抱き締めていて
この翡翠色の心を

いつか取りに行くから
真白な月まで
君がいなくなっても

最果ての荒野まで
持って行くから
僕を忘れないで

安らかな眠りを
翡翠色の心


HP
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