雪の詩

□嘘
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あの日に嘘を言い出したのはどこの誰でしょう
契約と決まりの中で今動き出す
暗い森の中で流れぬ雫で止まったこの心の中
気づかないフリはいつまでも
悲しいままで
動けなくって
だから、僕は道化師になる
さあ始めよう
この悲しい滑稽で笑えない宴会を
全て忘れる訳ではない
罪を償う事は出来ない
だけど、もう止まっていたくない

あの日に嘘を言い出して泣いたのは誰でしょう
約束と事実の狭間で動けない
暗い夢の中で仮面で笑い心で泣くのはもう終わり
気づかないフリはもう終わり
前をみてよ
気づかないのは悲しいいよ
いつまでも暗闇にいないで
笑いなよ
この命が僅かな灯火だと分かっている
だから、この僅かな灯火の中
僕は止まってはいなれない
消して優しい嘘だった訳ではない
苦しい嘘だってついた
誤りはしない
ただただ前に進む為に
僕は最後のショーを始めましょう
僕を恨んでいい
僕に怒鳴り忘れなければいい
もう僕は止まれないのだから










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