BOOK 原作

□紹介します
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今このページを見ている人に紹介します。

「ひーじーかーたー!土産はねーの?使えねえなぁ」


この生意気な銀髪が俺の彼女です。


生意気な言葉遣いだが、なれてしまえば甘えてるようにしか聞こえないです。


その証拠にちょっと無視してやると・・・


「・・・土方、悪かったって。無視すんなよ・・・」


少ししょぼくれた顔をして謝ってきます。


本当に可愛いヤツだけど、同時に掴み所がない事に不安を覚えます。


今でも十分可愛いのにコイツはバイトでたまーに女装なんてものをします。


俺はまだ見たことがないが、女神以上に可愛いに違いがない。


もし、そこで知り合ったどこの馬の骨とも知れぬ輩に・・・と思うといっそのこと監禁してしまいたい。


「おーい、瞳孔全開だぞー何考えてんの?人ん家で」


まぁ、そんな具合で例え掴み所がなくても監禁は我慢しています。


アイツの笑顔が見れなくなる方が俺には辛いんでね。


ガキ共に知れたら恐いってのもあるが・・・



「なぁ、お前今日へんじゃね?ニヤついたり、瞳孔開いたり・・・」


こんな事をいっているが、普段は銀時の方が表情豊かで可愛いです。


俺のたった一言で拗ねたり、怒ったり、照れたり、泣いたり・・・


本当に、本当にかわいい。


だから、それをいろんな人に知ってほしくて今日、俺の彼女を紹介しました。


これを見て銀時に興味を持ったヤツもいると思う。


興味を持って銀時を知れば知るほど好きになると思う。


なんせ、俺はそのうちの一人だからな。



「なぁ、銀時?」
「お、やっとしゃべった。何々?」


「取り合えず紹介だけはしといたぜ」
「は?誰に?何を?」


「紹介はしたが誰にも渡すつもりはねぇから」
「は?じゃあなんで紹介したんだよ」


「お前を自慢したくて」
「ってえ?!俺を自慢したの?!馬鹿かお前!!」


「自慢したくもなるだろ、こんなに・・・」
「!?・・・ん、ゃあ・・・どこさわって・・・ぁ」


「こんなにかわいいんだから」
「んっぁ・・・一遍死ねっ!」




つーことで、銀時をどんなに好きになってもコイツは俺の彼女なんでよろしく。






紹介します
(この先の銀時は紹介しねぇーよ)
(俺だけが知ってればいいからな、こんな淫らn・・・)


(まじで一遍死んで来い!!!!)









END

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