銀魂妄想庫

□キミが目覚めたら一番に会うのは僕
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見回りで最後の仕事となり、久しぶりに早く部屋に帰ることができた。


部屋に向かう廊下を歩いていると、書類をたくさん手に持ちせわしく早足で歩いている山崎をみつけた。

「よぉ、山崎。」

たくさんの書類の量で前が見えなかったらしく、総悟が声をかけるまで存在に気づいてなかったらしい。

「あ、沖田隊長!!…仕事もう終わりですか??」

「まぁな。」

積まれてある書類の一番の上の紙をひょいっと手にとってみる。内容は江戸で起こった細かい事件の報告がツラヅラと載っている。
紙から目を離し山崎を見る。

「この書類は土方サン行きのですかィ?」

「はいっ、そうです。」


「まぁ、頑張りなせェ。」

持っていた紙を元あったトコに置き脇を通り過ぎ、「お疲れサマでした。」という山崎の声に振り向かないまま手を軽く振り、部屋へと歩みを進める。
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