銀魂妄想庫

□明日につながる小さな約束
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「じゃぁ、また。」


笑顔で片手を軽く挙げる君に





「いつ…会えるかわかりやせんよ…」


小さな、弱弱しい
今にも泣きそうな声で答えた。


その言葉の裏には

  『もう会えないかもしれないのに』



という言葉が隠れているから


そんなこと、気づく君だから。




君はそこには触れず一瞬悲しい顔をして



また、笑顔で まっすぐ俺を見て



 「またね。」


といって背を向けた。






胸がつまる。

熱いものが胸のあたりでジワーとなってくる。
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