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□お返事。
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11/05/22
≫しぃなさん。
サイトアプ了承ありがとうございます!
わーい!しぃなさん大好きですっっ(やめなさい)
食べさせあいっこで贈り合い、実に結構だと思います!
むしろその発想力が羨ましいです!
ちょ…調子に乗って本当に文付け足しちゃいましたごめんなさい…!!
素敵な原文れいぷでごめんなさい…!!(全くです)
一部狩沢さんの台詞を分解させていただきました…本当に良かったのかとガクブルです(苦笑)
い…一応サイトに正式にあげる前にこちらに…
こんなのでほんとうに良かったのかと自問自答しつつ…凄く…楽しかったです(笑)
ではでは、拍手コメありがとうございました!
以下、調子にのっちゃった産物です…!
4月14日。
この日、二人は臨也の家でデートを楽しんでいた。
二人で過ごす時間はあっという間に過ぎて行き、気付けばそろそろ夕食時の午後6時30分。
「あの、さ」と、控え目に臨也は狩沢に声を掛ける。
今日は、夕飯も一緒に食べないかい?
狩沢が即座に首肯したのは、ある意味当然ともいえるだろう。
こうして、臨也手製の夕飯も食べ終わり、満足げな顔で食休みを取っていた狩沢へ、カチャカチャと硝子同士がこすれる音を立てながら、臨也が声を掛けた。
「デザートにシャーベット作ってみたんだけど食べないかい?」
「食べる〜!いやぁ、イザイザの手作りが食べられるなんて、旦那冥利に尽きるねぇ」
ニコニコと本当に嬉しそうな笑みを零す狩沢に釣られるように笑みながら、彼女にシャーベットを差し出す。
「喜んでもらえて嬉しいよ。はい、召し上がれ」
「わーい♪・・・むむ!?」
眼前に差し出されたシャーベットをみた狩沢は、その色にピクリと小さく反応した。
(この色はオレンジ味!?オレンジデーキター!!)
内心で興奮状態にある事など、露ほどにも見せずに、満面の笑みで感想を述べる。
「手作りとは思えないくらい上手!美味しそう♪はい、イザイザ」
「え、何?返品?・・・もしかしてオレンジ味嫌だった?」
器ごと臨也へ差し出されて、不安げな声を漏らす臨也に対して、狩沢は緩く頭を振りながら言葉を紡いだ。
「そんなことないよ!私に食べさせてってこと!あーん」
ぱかり、と。餌を待つひな鳥の様に小さな口を開いて待ち望む狩沢の様子に、戸惑いながらも臨也はシャーベットを掬う。
「え?え、あ、あーん・・・」
口の中へ入ってきた冷たい触感を楽しみながら、狩沢は笑った。
「・・・うん美味しい!さすがイザイザね!」
「本当かい?ふふ、よかった」
安心したように小さな笑みを零す臨也に向けて、狩沢は更に笑みを深くする。
「シャーベットは美味しいしあーんで照れて顔が赤いイザイザも美味しいって言われて喜ぶイザイザも可愛くてもう最高ね抱きしめていい?」
ポンッと、音がなりそうなほどに赤面しながら、臨也は叫んだ。
「〜〜っ、狩沢!」
しかし、恥ずかしいだけなのだと十分に理解している狩沢は動じない。ケロリとした様子で、シャーベットを一掬いして、臨也へと差し向ける。
「はいはい次は私の番ね。イザイザ、あーん」
「えっ?」
まだ赤い顔のまま、戸惑ったように声を零す臨也に、スプーンを突きつけながら、急かす様に狩沢は言葉をつなげた。
「一緒に食べたら美味しさ倍増よ!ほら、あーん」
「・・・あーん」
おずおずと開かれた口へ、シャーベットを送り込みながら、狩沢は笑う。まるで、自分の事の様に。
「ね!美味しいでしょ!」
「・・・うん」
コクリと、まだ赤い顔のままで首肯した臨也をみて狩沢は感極まった様に息を詰める。
「っ、イザイザってばホント可愛いんだから!やっぱり抱きしめる!むぎゅ〜!」
「うわっ!?・・・もう」
勢い良く抱きついてきた狩沢に、溜息を一つ落としながら受け止めて、臨也はふとある事に気付いた。(あれ?)
狩沢は知らないだろう、と思っていたオレンジデー。
恋人同士の日でもあるこの日を、何となく祝いたくて。一方的でもいいから、とデザートをオレンジ味にしたのだが。
(これってある意味オレンジの贈り合いになる・・・よね?
オレンジデー、できちゃった・・・)
ほんのりと嬉しそうに頬を緩ませた臨也の表情も、狩沢にはお見通しだったのか、彼女も同じように頬を緩める。
そして、
(さりげないオレンジデー萌え!!)
臨也を抱きしめる力を強くしながら、心中で盛大に声をあげたのだった。
end
本当に素敵狩臨ありがとうございましたぁぁああ!!
そして本当にごめんなさい(土下座)
(*ブラウザバックでお戻りください)
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