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□サンプル。
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【「」本。】-サンプル-
（1.お正月 より抜粋)
一月一日。 ―昼―
「なぁなぁ不壊ぇ〜」
「…なんだい？兄ちゃん」
「ずっと炬燵に入ってねぇで神社に御参り行こうぜ！」
「やなこった」（即答）
「何でだよ？！」
「寒いのは苦手なんだよ…。犬じゃあるまいし」
「…なんかそれ、オレが犬みたいだって言ってるように聞こえるんだケド。」
「…へぇ…兄ちゃんもちったぁ鋭くなったじゃねぇか？」
「オレは犬じゃねぇ！！」
「あーそうかい」
（今みたいにキャンキャン騒いでるトコなんざ、小さな犬っころみたいだと思うがねぇ…）
「なぁ〜不壊、行こうぜぇ〜〜〜」
「オイコラ兄ちゃん、服を引っ張んじゃねぇよ。伸びるだろうが」
「じゃぁ行こうぜ！」
「……人混みが酷いだろ？今日は。人混みも嫌いなんだよ」
「ちぇー…あ、じゃぁさ！もう少し人が減ったら一緒に行ってくれるのか？」
「……あぁ、良いぜ？人が少なくなったら、な」
「よっしゃぁ！約束だぜ？不壊！」
小さな指と大きな指、絡めて結んで約束の歌を歌おう。
ウキウキとした子供の声と、やる気のない大人の声が、重なった。
こんな感じで「」オンリーで4本。
内2本は撃盤擬人化メインと言う暴挙。(苦笑)
しかし泉は一体どんだけ撃盤の擬人化が好きなのか。(遠い目)
表紙は泉の手書きねいどと言うグダグダっぷりです(苦笑)
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