06/04の日記

21:59
狩臨こねた。
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△わーにんぐ!
◎唐突に始まって唐突に終わる。
◎オール会話文。つまり「」オンリー
◎狩臨はらぶらぶ(え)

以上をご理解のうえお進みください(笑)

「狩沢、鍵返して?」
「…え?ごめんイザイザ、ちょっと聞き取れなかった」
「俺の家の鍵、返してくれるかな」
「…………おかしいな、私、耳は良い筈なんだけど…鍵を返せって聞こえたような…」
「うん、合ってるから。鍵返して?」

「………嫌」
「いや、『嫌』じゃなくて」
「いやだよ絶対!!私がイザイザの家にいつでも入れる魔法のアイテムをそう簡単に手放すと思う?!これを手に入れるまでに私がどれだけの努力と気力を費やしたと思っているのかな?かな?!」

「…そりゃ…付き合い始めて一週間で鍵を要求してきたときはさすがに断ったけどさ…俺的には付き合ってひとつきで鍵を渡すのも結構譲歩したほうなんだけど」
「私は次の日にでも渡す準備が出来ていたのに!いまだに受け取ってくれないし!」
「え、そうなの?!…いやいやいや、さすがに若い女の子の家に恋人とはいえ男が上がりこむのはどうかと思うんだよ」
「イザイザってこと恋愛に関しては奥ゆかしいというか古風というか……」
「そうかな…?って!そうじゃなくて、鍵だよ鍵。返してくれないと困るのは狩沢だよ?」
「…っち、話が元に戻っちゃったか…って、ん?困るのは私?」
「うん。家の鍵…というか扉を付け替えるから、今の鍵じゃ中に入れなくなるよ?」
「え?!」

「シズちゃんがたまに来てはドア破壊してくれるからさあ…もうちょっと丈夫なものに付け替える予定なんだよね。一応このマンションの鍵は登録制だから、特にスペアに関しては前の鍵を返さないと新しい鍵を作れないんだよ」
「…なんだ、そういうことかぁ。私はてっきりイザイザがさりげなく別れを切り出してきたのかと思って焦っちゃったよ…」
「そんなことあるわけないだろ!……ぁ、///」
「へへぇ、イザイザのそう云うちょっとした事で照れちゃうところとか、だーいすき♪」
「〜〜〜〜〜///ちょっと黙っててくれるかな!?」
「うふふぅ、かぁわいぃ」
「可愛くないっ」




これぞまさにやおい!(笑)

鍵を返して返さないのやり取りをしている狩臨が浮かんだのでいつか書いてみたい…と思って早数ヶ月(笑)
見事にやまなしおちなしいみなしな感じになりました(笑)

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