01/28の日記
21:50
静くんハピバ!(首無)
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「シズちゃん、今日誕生日なんでしょ?」
はい、誕生日プレゼント。そう言ってにこやかに、狩沢は臨也を差し出した。
これは、もしかして。
期待にほころんだ俺の表情に釘をさす様に、狩沢は付け加える。
「あ、あげるのは今日一日のイザイザの時間だから」
…だよな。分かってはいたさ。
それでも、俺には十分すぎる過ぎるプレゼントだ。
「…ありがとな」
「ん、取敢えず御礼は次のイザイザの誕生日に奮発してくれたらいいよ」
言われるまでもなく、そうするつもりだ。
…目下心配なのは、目を覚ました臨也が、『俺が』臨也を拉致ったと勘違いしないかどうかなのだが…
ちらりと視線を狩沢へ向けると、狩沢はとてもいい笑顔でサムズアップしていた。なんだよそれ。
「イザイザの愛がいきすぎて監禁ルートシズイザも美味しいよね」じゃねえよ。確信犯だろお前。
結構な形相で睨みつけている筈なのだが、狩沢は何処吹く風だ。
「…んぅ…」
臨也が小さく呻く。そろそろ目が覚めるのだろう。
「それじゃあこれにて私はお暇するね!」
にこりと良い笑顔を浮かべて狩沢は止める間もなく居なくなってしまった。
取敢えず俺は、目を覚ました臨也が暴れ出す前にどうやって臨也を落ち着けるか、それを急いで考えなければいけないらしい。
終。
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久しぶりに誕生日に間に合いました、が。急ぎ足過ぎて何が何だか(苦笑)
兎にも角にも、静君誕生日おめでとう!!
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