君と僕と牧場で。
□ロゼッタ日和。
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「はあ?何それ…『ツンドラ』?」
【ロゼッタ日和。】
ある日仕事をしている最中、僕はロゼッタのいる雑貨屋に行きました。すると、ザッハ君がいて...
「だーかーらぁー、ロゼッタは最近流行ってる『ツンデレ』だよな?」
「はぁ?『ツンデレ』だか『ツンドラ』だかよくわかんない。ほら、邪魔邪魔。帰った帰った」
「なぁーラグナー、お前はどう思う?」
「僕にどうって言われても…;;;」
「ラグナが困ってるじゃない!やめなさいよ!」
「……ひょっとして…ロゼッタ、ラグナの事好きなのか?」
「Σちっ…違うわよ!!!」
「あははは…」
「いいなぁーラグナ。モテテさ…」
「…もう帰れーっ!!!!バカーッ!!!!二度と来んな!!!このボンクラ男!!!」
…すごい大音量だ…
「へいへい」
スタスタスタ...
とすると、ザッハ君はスタスタと帰ってしまいました...
「はぁはぁ…あっいらっしゃい。用件は?」
「ははは…凄いスタミナだね…」
「…悪い?」
ギロッとこっちを睨み付けてくる…やっ…やめて〜!怖いから〜!
「え〜っと…種を買いに…;;;」
「はぁはぁ…そう…」
息切らしてるし!!!
だ…大丈夫かなぁ…;;;
「ねえラグナ」
「はい?」
種を買い終え、僕は家に戻ろうとすると...
「上にあがって…お茶飲まない?」
「えっ…いいの?」
「うん!」
……なんか今日のロゼッタ…何か変…?