君と僕と牧場で。

□世界一ワガママなキミへ。
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ちゅっ…ちゅくっ…
「んっ…んんっ…」

なぁ…なあ!何なんだよ!この光景!なんでオレが…ラグナとキスしてんだよ!なあ!誰か教えてくれよ!


【世界一ワガママなキミへ。】

話は1時間前に遡る…

「おっすラグナ」
「あっ、ザッハ君。おはようございます。どうしたんです?急に」
「いや別に用なんてねえよ」
「あらら…;;;勝手に抜け出したらアンさんに怒られますよ;;;」
「ふん!知らねーよあんなクソババァ」
「………;;;」
「あーあ、ラグナみてえに早く独り暮らししてみてえなぁ…」
「でも独り暮らしも大変ですよぉ;;;お金のやりとりや炊飯、掃除。買い物とか…;;;寝るのはいつも夜中ですよ〜」
「自由でいいなぁー」
「…お茶、出しますね」

どうやらラグナはそれが気に触ったらしい…

「ラグナってなんかエロいよな」
「……はあ?スイマセン少し意味が…」
「なんか笑顔とか全部エロいんだよなぁー」

と言った次の瞬間、

「んっ…!」

ラグナはオレに…ディープキスしてきたんだ…
それに、気持ち良かったんだよ…というかオレ、初キスじゃん!

「ちゅく…んっ…」
「…ふふふ」
「なっ、何笑ってんだよ!」

とキスされた後笑いやがったらラグナがこんな事言い出した

「こんなので動揺してちゃ独り暮らしなんて到底難しいですよ」

って笑顔で言いやがった!
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